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まず始めに・・・阿波丸事件をご存知でしょうか? 太平洋戦争の末期に台湾海峡を航行中に、米軍の潜水艦の3本の魚雷を受けて沈没した緑十字(病院船扱い)の日本の船です。 この、病院船を攻撃するのは明確な国際法違反です。 阿波丸に乗り込んでいた2千余名の命(タイタニックを大きく上まる人数です)が奪われ、当時の日本政府はアメリカと交戦中だったが中立国を介して猛烈に抗議をしました。 1.アメリカ政府の陳謝 2.責任者の処罰 3.乗船者・船舶・積載貨物の損害に対する損害賠償 それに対してアメリカは、最初は一方的な非難を浴びせる日本に対して承服できかねる旨を回答してきていたが、最終的には全面的に非を認め、賠償する用意もあると伝えてきました。 交戦中であるにもかかわらず、事故発生から僅か3ヶ月で全面的に非を認めて謝罪してきた事が、この事件が異常であるという事を証明してるんじゃないかと思います。 結局、戦争中であることを理由に・・・終戦後に賠償責任を果たすという事で日米双方は和解しました。 そして終戦後です。 日本は戦争に敗れたとはいえ、戦中に約束したとおりにアメリカに対して責任を追及する交渉・督促を行いました。 そして昭和23年・・・戦争終結以来のアメリカの対日援助に免じて、阿波丸事件の賠償請求権を放棄して欲しいとの申し入れがあったのです。 現代なら絶対に受け入れられない話ですが、当時のパワーバランスから日本は、受け入れざるを得ませんでした。 結局は、阿波丸を撃沈した潜水艦の艦長の軍法会議での処罰については明らかにされていないし・・・生存者が1名だけだったのは、アメリカ側が状況確認の為に1名だけ救出して残りの生存者を見捨てたと思われていますが、それも事実かどうかは確認されていません。 A級戦犯がどうのという事をよく耳にしますが、こういう事件で、本当に裁かれるべき人が裁かれていない・・・遺族への保障も結局は日本政府が行ったという、こういう事実をもっと日本人に知ってもらいたいと思います。 PR ※ Comment
Title:高校の時に本で読んだかな・・・
そのような事件があった、という事は知っていますが、戦後での詳細までは知りませんでした・・
最近ではイスラエルによる国連やパレスチナの避難民キャンプへの爆撃が この阿波丸事件と似てるな、と思います。 特に最後の「処理」の辺りが・・・ 戦勝国(今回は軍事的に優勢なイスラエル)の言い分で押しきった形が・・・ 戦争は人間の醜い様を最も顕著に曝す事例だと思います。 でも我々には、それを防ぐ・妨げる「より良いモノ」があるはず。 時と場合によって答えは変わるでしょうが、 自分達で進むべき道を見出せる存在=人類であると思いたいです。 結構、酔っぱらってる中での支離滅裂トークをお許しください^_^; おやすみなさい♪ Copyright © [ 新撰組つれなのふりや ] All Rights Reserved. http://blueshinsengumi.blog.shinobi.jp/ |