山﨑ハコさんが歌う「ANOU」という曲を紹介します。
今春公開された映画「東京ソーダ水」の挿入歌を歌って復活を果たした山崎ハコさんの異色の名曲という感じの曲ですが、俺はハコさんのパワフルな歌唱力とストレートな詩が大好きです。
「東京ソーダ水」という映画も8人の監督が8人の一般女性を追ったドキュメントですが、いつもの日常生活のまま一ヶ月という限られた期間を追ったドキュメントという事で異色のドキュメント映画といった感じです。
おなじドキュメント映画「靖国」が文部科学省から助成金を受けていたという問題がありましたが、靖国神社に訪れる人たちの中でも監督の目から見て理解しづらい人たちを追った作品よりも、本来であればこういった、どこにでもいる普通の女性の普通の日常を追った、この映画の方こそ本当の日本の文化を表現しているんじゃないでしょうか。
「ANOU」
作詞・作曲・歌:山﨑ハコ
深夜のコンビニ 窓際で本を読んでる
当たり前のように 通り過ぎているミュージック
眠らない夜に 時の楽しみ方探し
じれったいと 早回りさせたがっているのさ
急に目線がそれてゆく 走る車なんか見つめて
いったい何をしているんだろうって 我に返るなったら
ANOU ボクは要りませんか
ANOU 夜が好きなんだけど
ANOU ここで要りませんか
ANOU 履歴書なしで OH! NO
深夜のファミレス 昆虫採集の箱に
明りが呼ぶから 極楽トンボになるか
真面目な話は 元気と疲れに溺れて
悩みもついに キレイなあの子に逃げていく
急に目線が絡まって 彼女のいない立場になる
淋しいボクを慰めてなんて 猫になるなよったら
ANOU ボクは要りませんか
ANOU 君を好きなんだけど
ANOU 今夜要りませんか
ANOU 経歴なしで OH! NO
冗談じゃないという名の 目の前のガラスは割れない
いったい何してるんですかって そこに書くなよったら
ANOU ボクは要りませんか
ANOU いいとこもあるんだけど
ANOU ボクは要りませんか
ANOU 履歴書なしで OH! NO
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