最近、休日の午後に映画を観ることが多い。
身内がせっかく持ってるのに滅多に使わないプロジェクターを使って観るのですが、それには色々な条件も絡んできます。
その一番大きな条件が1歳半を過ぎた娘が昼寝しているということです。
幸いその条件を満たせたのでこの連休に1本見ることが出来ました。
今回観たのはセルジオ・レオーネ監督とクリント・イーストウッドの名コンビが生み出したマカロニウエスタンの傑作「続・夕陽のガンマン」です。
この映画はレオーネとイーストウッドが組んだ西部劇「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」に続く3本目の作品で、先の作品で成功を収めたことにより制作費がアップした分、やりたい放題に作られています。
英語版の原題が「The Good, the Bad and the Ugly」で単純に約すと「善玉、悪玉、卑怯者」ということになります。
ストーリーはタイトルが示すとおり、3人の男が隠された金を巡って争奪戦を繰り広げるもので、ラスト近くの三つ巴の対決のシーンは映画史上に刻まれた有名なシーンですがプロジェクターで観るとさらに緊迫感も増して素晴らしいものでした。
今回は日本語吹き替え版を観たのですが、実はこれ・・・本編178分の内94分が吹き替えで、後は字幕というものです。
吹き替え音源はTV放送されたときの、山田康夫、納谷悟郎、大塚明夫という貴重な物ですがTV放送された部分しか存在しないために、こういう形で収録されているようです。
でもまぁそれでもこの豪華キャストであれば、別の人が全編吹き替えた物が収録されるよりは数万倍マシというものです。
178分という長尺のうえにヒロインが登場しないのですが、飽きさせない作りなので一気に観てしまいました。
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