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前回のエントリーで書いた絡みで昨日のボクシング中継「亀田の夏祭り」を観ました。 弟の亀田大毅の試合もですが、亀田興毅の試合も緊張感が感じられず全10Rのうち5~9Rくらいまではうとうとしながら観ていました。 タイ人の日本での戦績をみたあとで大毅の試合を観ても、まったく説得力が無い茶番にしか見えませんでした。 興毅の試合もダラダラとポイント稼ぎのパンチを打つだけで、顔面に向けて放ったパンチが少ないという印象しか残りませんでした。 俺は亀田兄弟は素質はあるんじゃないかと思えるのですが、かごの中の小鳥みたいな育て方をされて折角の素質が死んでしまってるように思います。 デビュー戦のファイトマネーが1千万円なんてふざけすぎじゃないでしょうか? その昔、俺が中学生の時に赤井英和の試合中継を関西テレビが深夜に放送してたのを夜更かしして観て、一発一発のパンチから目が離せない興奮を今でも忘れられません。 当たれば倒れるパンチというのは観ていて目が離せないものです。 ところが昨日の亀田兄弟の試合で、そのようなパンチがあったでしょうか? ボクシングにもプロとアマチュアがあります。 例えば昔、高校野球で松井秀喜の打席をすべて敬遠して問題になったことがありますが、俺はそれはアマチュア野球ならあっていい作戦だと思います。 逆に言うなら、プロなら許せない作戦です。 ボクシングもアマチュアであれば勝敗を最優先に考えて戦うのは当然の事ですが、プロであれば「倒してナンボ」だと思います。 俺は今回の亀田兄弟の「勝つ為の戦い方」には全く魅力を感じませんし、それはボクシング界全体に広がってきてしまってるんじゃないかと思います。 関連記事 →「坂田来いや!大毅が挑戦権奪取 (スポーツニッポン)」 PR タイ人というのはムエタイで知られるように打撃系格闘技では抜群の強さを誇っていますが、実は昔から格闘技ファンの中では知られた話なんですが、タイ人はタイ以外の国外で試合をするときには勝敗にはこだわらないと言われています。 有名な沢村忠や黒崎健時、藤原敏男、最近では武田幸三などがタイに出向いて修行をしたのは、本物の強さを体験するためでもありタイ国内で(特にラジャダムナン・ルンピニースタジアム)タイ人に勝ってこそ本物だと考えたからです。 ムエタイやキックボクシングとは少し違いますがボクシングも同様で、タイ人はタイ国内だとプライドの全てを賭けた真剣勝負をするのですが一歩国外に出ると勝ち負けなどどうでもいいと考えるようです。 今回、日本ボクシングコミッション(JBC)から発表された「タイ人選手日本での試合に規制へ」というニュースは遅すぎる対応だと思いました。 最近なにかと話題の多い亀田三兄弟の長男・亀田興毅の戦績も、よくよく見るとその真実が見えてくるのではないでしょうか? ★1戦目:デンナロン・シスソバ(タイ 0勝2敗) これは実業之日本社が発行するマンサンコミックスから発売されている、原作・昂すまる、作画・小島剛夕の新選組誕生前の試衛館の面々を描いた漫画です。 俺が所有している物は昭和55年発行のもので全5巻です、のちに「試衛館の鬼-若き日の新選組」というタイトルで全3巻で再販されていますがどちらも入手は困難かもしれません。 この漫画はタイトルから判るように、若き日の土方歳三を主役にして試衛館の近藤勇の元に沖田総司・井上源三郎・原田左之助らが集まってきて織り成す日常から後の新選組の活躍へと繋がるストーリーになっていて、最後は浪士組として京へと旅立つところで終わっています。 この作品では、道場では昼寝ばかりしている原田左之助が道場の後輩が起こしたトラブルの責任を取るときに武士のなんたるかを体現したり、普段は饅頭が好きでのんびりしてる井上源三郎が近所に住む貧乏な家の子供がヤクザに殺された復讐に単身乗り込み鬼の形相で片っ端から斬殺していく話は、大河版「新選組!」の性格設定にも影響を与えているんじゃないかと思えます。 他にも土方・近藤沖田や試衛館道場のオリジナルキャラを中心とした話や近藤勇が持つ事になる「偽虎徹」の作者である刀匠が主役の話などもあり短編連作という形で描かれていますが、どれも読み応え充分でした。 俺個人としては子連れ狼が代表作の小島剛夕さんの絵が凄く好きで、小島氏の作品は多くコレクションとして所有しています。 ↓作品のひとコマです。 入手困難だとは思いますが新選組のファンであれば是非読んで欲しい作品ですので、興味がある人は古本屋などで探してみてください。 Copyright © [ 新撰組つれなのふりや ] All Rights Reserved. http://blueshinsengumi.blog.shinobi.jp/ |