今回の参議院選挙は民主党の歴史的勝利に終わりました。
新聞やTVなどのマスコミ報道では安倍総理の進退に関する話題ばかりとりあげてうんざりです。
自民党と同じく惨敗した共産党や社民党の話は一切でてこないようですね。
いわゆる911テロの後のアフガン進行に際して作られたテロ対策特別措置法ですが、民主党の小沢代表は期限の延長に反対する意思を表明しています。
これに反応してシーファー駐日アメリカ大使が小沢代表の考えを確かめるべく会談を要求し、小沢代表は最初これを断ったようですが、「単に米国との間の問題ではなくて、世界の秩序における日本の立場の問題で、一つの政党の考えを超えるものだということを小沢代表の考えに取り入れてほしいと伝えたい」との発言を受けて会談を了解したようです。
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小沢氏は「日米同盟は対等でなければならず、米国の戦争に我々が付き合うことはない」と発言しており、テロ対策特別措置法を延長することに反対の姿勢は変えないようです。
米国の戦争という言い方も判りますが、実際に西欧諸国も参加しているのですから日本がここから外れる事になると対テロに関する戦いにおいては国際社会からの孤立も考えられます。
日本はすぐ近くにテロ支援国家もある上に「民間人の拉致」というテロ活動も繰り返されてきました。
「なんでも反対・民主党」と言われてきましたが、参議院での過半数を獲得し発言力も増しているのですから、反対したその後どうなるかをよくよく考えてもらいたいものです。
ともあれ民主党が圧勝はしましたが小沢氏を支持するという調査結果は僅か4%という数字だったという事を忘れないようにしてもらいたいものです。
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