俺には野球解説者としての印象しか残っていませんが、日本プロ野球界に伝説として残り続けるであろう稲尾和久さんが11月13日に死去されました。
現役時代を知らずとも、プロ野球ファンであれば「鉄腕稲尾」や「神様、仏様、稲尾様」の言葉は誰でも知っているでしょう。
稲尾さん死去のニュースはTVでも伝えられて特番の放送もされていましたが、韓国の新聞に面白い記事を見つけましたので紹介します。
以下、訳文抜粋
<韓国系の最高投手、稲尾和久さんとの思い出>
日本のプロ野球史上、最高の右腕投手として評価を受ける稲尾和久さんが去る13日の午前1時、福岡のある病院で死亡しました。享年70歳。
韓国系として知られ、韓国に来て我が国の選手の指導もした稲尾さんは、去る10月30日に脳に悪性腫瘍ができて入院しました。当初、医師団は1週間ほど治療をすれば退院出来ると診断していたが、急に症状が悪くなり帰らぬ人となった。
ピングレ・イーグルスの初代司令塔を勤めた金永徳(キム・ヨンドク/日本名=金彦任重)元監督(71歳)は、稲尾さん死亡の消息を聞いて、「私と日本のプロ入団同期生だったのに…」と悲しみました。
当時、イーグルスのコーチだった姜秉徹(カン・ビョンチョル)元ロッテ監督は、「稲尾さんは、“九州の天皇陛下”と呼ばれるくらい、九州、別府、福岡をまたいで信仰を受けていて、ピングレの転地訓練の時に大きな役に立った」と明らかにします。
姜秉徹監督は、「稲尾さんに関して韓国系という噂が流れ、本人がこれを正式には明らかにしなかったが、骨格やスタイルから見て韓国系だと誰も分かっていた」とし、「彼は健康体質だったし、少し太っていて肉をよく食べる飽食家だった」と回想しています。
筆者は80年代後半に、大田(デジョン)球場で稲生さんに会った事あります。その姿は、66年のイングランド・ワールドカップでイタリアを1-0で破った北朝鮮サッカーの英雄、パク・ドゥイクさんにそっくりで驚きました。体型が太くて丸い印象の中堅俳優、ペク・イルソプさんを連想すればいいと思います。韓国に度々訪れた稲尾さんは、自分の心服だったモトイやシマバラなどのコーチを韓国に紹介しました。
海の向こうの日本だが、神話的な制球力で伝説の大記録を残した稲尾さんの死は、我が国の野球人にも悲しみと思い出を更に刻み込んでいます。
元記事→ 「韓国系の最高投手、稲尾和久さんとの思い出」NAVER(韓国語)
骨格やスタイルで韓国系だと決め付けていますね。
優秀な日本人は全て韓国・朝鮮系だと思い込んで新聞の記事にまで書いてしまうなんて、悲しい国ですね。
[0回]
PR