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イラク戦争が始まってから、もう4年になるようです。
この戦争に対する評価は様々ですので、ここで批判する気はありませんが、俺なりに少し関係があると思われる人物を紹介したいと思います。

その人の名は「エルヴィン・ヨハネス・オイゲン ロンメル」といいます。
ドイツが生んだ天才的戦術家で、「砂漠の狐・ロンメル将軍」といえば聞いたことがある人も多いんじゃないかと思います。

ドイツの中産階級出身のロンメルは、親の勧めで士官学校に進学し軍人となりました。

若きロンメルは第1次世界大戦で3度負傷したにもかかわらず第一級鉄十字勲章を授かる功績をあげ、その経験を綴った「歩兵の攻撃」という著書がヒトラーの眼にとまり抜擢されました。

当時のロンメルの副官を勤めていたたテオドル・ヴェルナーの証言が残されています。
「彼は、敵がどんな敵で、どのような行動に出てくるのか判っているようでした。」
「彼の直感的な作戦は、必ず敵の意表を突き、目標が明確でした。」
「特に困難な状況下では、必ず自らが先頭に立ち、私達部下には後について来るように指示しました。部下は彼を敬愛し、彼の命令であれば信じて従うようになっていました。」
(ここでロンメルの人物像が見えてくる気がします。)

敗戦後、ドレスデン歩兵学校教官に任命された時の彼の教えが残されています。
(ここでは、中隊長クラスの指揮官養成のために<少尉・中尉>の階級の者の指導をしていました。)

「なによりも先ず、生命の損失を少なくすること!」

「血を流すより汗を流せ!」

「敵を包囲した場合は、撃滅を作戦目的にする必要は無い。敵の物的戦力の消耗と指揮系統や団結力・士気の破壊が目的でなければならない。」

「偵察の結果に迅速に対応して的確に部隊を指揮する事が戦闘の勝敗を決める。」

「自軍の補給路を確保し、敵の補給を撹乱する事は戦略上で最重要である。」

「ゲリラ戦ほど厄介な物は無い。ゲリラ戦が起きたときには、絶対に人質に対しての報復を行ってはいけない。報復は復讐心を掻き立てて敵の力を強化させるだけだ。」

「ゲリラ戦では報復手段をとれば、その地域一帯の全住民を刺激するだけだ。犠牲者は殉教者にされ、さらに抵抗を激化させるだけである。」

英軍がロンメル将軍を評した言葉です。
「我等が敵ロンメルは、巧みな戦術家ではあるが人間である。」
「あたかも彼が超自然的能力を持っているかのように評価するのは危険であり、戒めねばならない」

彼は捕虜に対しては、国際法を遵守して非常に丁重に扱いました。
ロンメル暗殺作戦で軍施設を奇襲攻撃した英国部隊の死者を丁重に扱い、捕虜殺害を命じたヒトラーの命令を無視してまで国際法の遵守を最後まで貫き通しました。
それを知った英国のチャーチル首相は「ロンメルは聖者だ」と評しました。

ロンメルの捕虜となったデズモンド・ヤング准将は戦後、ロンメルの伝記を著作するほど心酔し、後に「砂漠の鬼将軍」として映画化されました。

ロンメルの最期は、まだ第2次大戦中にヒトラー暗殺を企てたという疑いをかけられ、自宅で毒を飲まされたのです。

特にゲリラ戦に関するロンメルの考え方は、今のイラク情勢を考えると完全に当てはまるんじゃないかと思います。

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 Title:無題
貴方の歴史に関する知識はどこから生まれたのでしょうか?
この知識を市のために役立ててくれることを期待します。
爺じ 2007/03/16(Fri)21:27:43 #edit

 Title:映画や本かな
>爺じさん
知識というか雑学というか、あんまし役に立つものじゃないですけどね・・・
映画や本から得たものが多いですね。
烈堂 URL 2007/03/17(Sat)00:40:57 #edit

 Title:それにしても
あなたのその記憶力には脱帽です。
かのん 2007/03/17(Sat)23:56:56 #edit


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