◆ イングロリアス・バスターズ

クエンティン・タランティーノ監督の新作「イングロリアス・バスターズ」をＤＶＤで観ました。

ナチスが占領するフランスの映画館にてドイツの映画をプレミア上映する事になるが、そこにナチスに恨みを持つものが集まって・・・そしてそこにはヒトラー総統も。
イングロリアス・バスターズというのはブラッド・ピットが率いる特殊部隊でナチスが占領する地域に潜り込み、次々にナチス将校などを血祭りにあげていくというものです。

正直な印象は、「予告編とだいぶ違うなぁ・・・」という感じですね。
特に派手なアクションもなく、ギャグ・コメディに走ってるわけでもなく、見所は良く練られた緻密な会話のやり取りというところでしょうか。
監督が「吹き替え」を嫌うらしく、吹き替え音声にしたら面白みがなくなるようなシナリオを書いたということで字幕版で観ましたが、なるほど納得でした。
とはいうものの、そういう意味で改めて吹き替え版も観てみたくなりました。

◆ ２０１２

映画 「２０１２」を観ました。

「デイ・アフター・トゥモロー」という世界が氷に覆われるという映画を作った「ローランド・エメリッヒ」監督の最新作ということでＣＧを楽しむ映画といったところでしょうか。

昔観た「日本沈没」を思い出させるような内容で、マヤ文明に記された予言どおりに２０１２年に世界が滅びるという映画です。

考えれば先のエントリー「ゾンビ」も世界の滅亡を描いたものでした。

↓「２０１２」予告編



「ゾンビ」シリーズの正統続編の最新作も近々公開されるようです。
↓「サバイバル・オブ・ザ・デッド」予告編



こちらは最近主流となっている走るゾンビの最新作。
↓「ゾンビランド」予告編

◆ ゾンビ 新世紀完全版

解る人には解る、名作中の名作、ホラー映画の金字塔というべき「ゾンビ」の究極仕様のＤＶＤボックスが発売されました。

アメリカとイタリアが半分ずつ資本を出して作られた都合上、アメリカ公開版とアメリカ以外での公開版が存在し、さらに未公開部分を追加編集されたディレクターズカット版という３バージョンが存在するのですが今回のＤＶＤボックスは３バージョン収録は当然ながら３バージョンとも５．１チャンネルのワイドスクリーンという完全なものでした。

これだけでも過去には発売されていないのですが今回はさらにＴＶ放映時の吹き替え音声が収録され、さらにＴＶ放映時にカットされて音声が存在しない部分は新たに録音され、ＴＶ放映のなかったディレクターズカット完全版は主役の２人が同じ声優で全編日本語が新録されています。

それ以外にもファンにはたまらない特典がぎっしりと詰まっていました。

少々高価だと思いましたが買って損はなかったと満足できる内容でした。