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この11月30日、韓国の教科書を出版している「ニューライト財団」が、新しい教科書には「日帝植民地時代は近代化への主体的移行過程」とし、韓国の5・16軍事クーデターを「革命」と表記する等々の発表をする「教科書フォーラム」を開催したのですが、韓国の4・19革命を「学生運動」と表記する事に反発した4・19革命の関係者が乱入し、暴力事件となりました。 ↓関連記事 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2006113018218 ↓そのときの模様(韓国語)
韓国の国内の事情については、良く判らないというか全く判らないのですが・・・その後に興味深い発言がありました。 上記のニューライト財団の理事長・安秉直(アン・ビョンジク)ソウル大名誉教授が12月6日の韓国MBCテレビに出演して「日帝時代の慰安婦強制動員の証拠はなく土地収奪もなかった」と言明したようです。 ↓そのときの発言を要約したものです。 教授:「慰安婦がいたことを否定する人はないが、問題は強制動員で、強制動員されたという一部の慰安婦経験者の証言はあるが、韓日とも客観的資料は一つもなく、慰安婦動員は自発的であった」 教授:「軍隊慰安婦や、一般の慰安婦の生活は悲惨極まりなく、私たちはその事を無視してはいけない。韓国にも私娼窟という慰安婦が多数いるが、そういうものを無くすためには、その原因を研究しなければいけない。強制動員によってのみ、そういう現象が起きるとは考えられない」 教授:「日本軍が慰安婦を強制動員した可能性があると思って、韓国挺身隊問題対策協議会と共同で調査をしたことがあるのだが、3年活動してから辞めました、その理由は、彼ら(挺身隊対策協)の目的が慰安婦の本質を把握して今日の悲惨な慰安婦現象を防止することではなく、日本とケンカすることだったからです」 教授:「そんな反日運動が、今日の私たちにとって何の意味があるのか?、という疑問から彼ら(挺身隊対策協)との活動を辞めました」 教授:「公然たる土地収奪はなかったようだ。当時、国有地は朝鮮王室の所有で、これを朝鮮総督府の所有にした。掠奪と言えば掠奪だが、掠奪というより朝鮮王室の所有を国家の所有にしたものだ」 司会者:「韓日両国が善隣のパートナーになるには日本の謝罪が必要ではないか?」 教授:「それでは問題解決にならない。今後どんな関係を持てば我々の歴史的課題がうまく行くのか、を考えるべきだ」 教授:「過去に多大な被害を受けた人でも、現在の自分にとって幸せになる条件を、過去に侵略した人が提供してくれるのなら、それまで拒否する理由はないと思う」 教授:「過去の何が悪くて、何が正しかったのか?をいくら調べても現実には全然役立たない。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権のやり方は逆の行き方だ」 教授:「私たちが協力すれば、国がうまく行くのに、独島問題や靖国問題などの何の解決の見込みがないことをわざわざ持ち出して、何年もケンカばかりしている。こんなことをするなと言っているのだ」 教授:「私の主張は、あくまで韓国の近代化に対する歴史的な評価であって、日帝の支配を美化するものではない」 教授:「日本人の制度改革は近代的制度に近い改革で、評価するべきだが、それは日本のためであり、それを朝鮮人の為にやったと言うなら、それは話にならない」 韓国国内でも、このように建設的な発言をする人も居るんですね。 PR ※ Comment
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