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クリント・イーストウッド監督が撮った、硫黄島2部作の第2部にあたる「硫黄島からの手紙」を鑑賞して来ました。 この映画は、政治的な表現やメッセージは極力描かないようにしていると感じました。 クリント・イーストウッド監督が、日本人に対するプレゼントをしてくれたんじゃないかと感じる内容で、これがもし邦画だったとしたら左翼的思想の人たちや、日本の近隣の国々から反発をされるのは必至だと思います。 「天皇陛下万歳」「靖国で会おう」なんてセリフは日本人が作った作品なら、間違いなく右寄りだと評されてしまうでしょう。 去年観た「男たちの大和」の中のセリフに「武士道は、死を恐れずに死ぬ事で、士道とは、死を覚悟して生きる事だと思う」と言うのがありましたが、「硫黄島~」はまさに後者の士道に当たりますね。 とにかく、日本にもアメリカにも偏らずに作られていて、アメリカ側を美化するためには必須と思われる、バロン西に再三の投降を呼びかけるシーンなんかは描かれていませんでした、そして栗林中将の辞世の句に関する表現も、無理に涙を誘うような表現はしていませんでした。 「国の為重きつとめを果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき」 これは、言わず知れた栗林中将の辞世の句です。 「精根を込め戦ひし人 未(いま)だ地下に眠りて島は悲しき」 平和な時代に育った事を幸運だったとは思わずに、こういった過去があったからこそ今があるのだと感じ、もし今の法体系のままで日本が戦争になった時には、専守防衛しか出来ないので…まさに硫黄島と同じ状況になるのだと思うと、俺には判りませんが「憲法9条」と「核」のどちらに戦争の抑止力があるのか、それとも、それ以外にも何かがあるのか?を考えてもいいんじゃないかと思います。 PR ※ Comment
Title:硫黄島
映像をみて、私の大好きな分野なのでぜひ観にいこうと思います。
男たちの大和も観ました。 誰の視点で作られたかという部分も注目すべきところですよね。 それぞれの視点から惨事を捉えていくと、見方も変わっていきますよね。客観的に観ることができてそれも面白いかもしれません。 でも、やはり日本人である私は日本寄りに物事を見てしまう傾向があるかもしれません。 北朝鮮またどうしようもない事態に陥ってますね。南でも崩壊シュミレーションなんかをやってたり研究してたりと、尋常ならぬ雰囲気を出してますね。 核放棄より金融制裁問題が先だと騒ぐ彼らが不憫でなりません。 自分たちが生き残るためなら、世界はどうなってもいいんでしょうか。核の崇拝の異常さに、被爆国としての日本人の一人として怒りを隠せません。;; Copyright © [ 新撰組つれなのふりや ] All Rights Reserved. http://blueshinsengumi.blog.shinobi.jp/ |